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み空行く月の光
2007-08-12 Sun 11:24
み空行く 月の光に ただ一目 相(あい)見し人の 夢(いめ)にし見ゆる
【安都扉娘子(あとのとびらのをとめ)・万葉集】

空を行く月の光でただ一度だけお会いした人が、夢にでていらっしゃるんです、という意味とか。

万葉の人々は、女性の恋心を歌に託し、逢いたい気持ちをいろいろな歌で表現したのですね。

満ちては欠けて、欠けては満ちる。

地球から眺める月は、そんな繰り返しを、人間が生まれる、はるか彼方前の45億年ほど前から続けています。

ちなみに、60万年ほど前の氷河期を経て、50万年ほど前に、北京原人が火を使ったようです。

古代、、縄文、弥生から平安に至るまで、日本列島の夏も秋も冬も、そして春も、月は輝き、どこまでも広がる荒野に満ちては欠けて、照らしていたのでしょう。
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